火加減調整いらずでカンタンに美味しいご飯が炊ける、伊賀焼窯元「かまどさん」。
しかし、「米研ぎ→水切り→浸水→炊く→蒸らす」と始終1時間ほど必要で、面倒に思っている方も多いはず。
「かまどさん」で炊いたご飯は冷めても美味しいですが、時間のない朝も炊きたてのご飯を実現するコツをまとめてみました。
炊きあがるまで
1.米研ぎ
2.水切り
3.浸水
4.炊く
5.蒸らす
「かまどさん」の炊飯に必要な工程は5つ。
炊飯前の1~3は前もって済ませておくことが可能です。
1.米研ぎ
無洗米であれば、米を研ぐ時間も短縮できます。
2.水切り
水切りは5分となっていますが、急いでいる時はザルに上げてすぐに浸水しても問題ありません。
水加減を把握するための作業なので、気になる人は普段から5分できれる水分量を測っておくとよいでしょう。
急いでいる時は、その水分量を差し引いて浸水すればよいので、水切りを短縮しても差し支えなく炊けます。
3.浸水
浸水は20分となっていますが、やはりしっかり行ったほうが美味しく炊けます。
急いでいる時はなかなか難しいので、事前に浸水しておくことも可能です。
炊飯器でタイマーセットするように、土鍋で炊く場合も一晩浸水しても問題はないですが、土鍋自体で浸水するのは避けましょう。
土鍋は水分を吸収するので、土鍋の中に浸しっぱなしにしてしまうと、本来の炊飯に必要な水分も吸われてしまい、焦げ付く原因にもなりかねません。
30分以上浸水する場合は、お米を研いだボウルなど土鍋以外のものにし、炊飯前に土鍋に移すようにします。
翌朝の炊飯に備え、1~3の工程は前夜に済ませておくことが可能です。
4.炊く
お米の量によって違いますが、3合炊きで中強火11分~14分。
火にかける時間は短縮できませんが、前もって1~3の浸水まで済ませておけば、朝は炊く作業からはじめられます。
お米は冷たい水から炊いた方が、お米の甘みが引き出されるので、炊く直前に氷を数個加えるのもおすすめです。
氷分の水分は浸水時に調整します。
5.蒸らす
蒸らしは20分となっていますが、蒸らし時間も短縮が難しい工程です。
蒸らし時間が短過ぎるとご飯がうまくよそえずにくっつくという弊害が生じるので注意して下さい。
まとめ
「かまどさん」で時短するには、米研ぎから浸水までの時間を前もって済ませておくことです。
お米の量にもよりますが、炊くからはじめることができると全工程の半分近くの時間でご飯が食べることができます。
前の晩に浸水まで済ませておけば、後は翌朝火にかけるだけ。
朝の時間を充実させて、よりよい「かまどさん」生活をお楽しみ下さい。
忙しい朝もタイマー炊飯可能なかまどさん