付与日の36カ月後の月末には失効してしまうJALマイル。
期限内にうまく使い切れなかったり、次の旅に向けて、もっとためておきたい人にとっては、とっても残念な有効期限ですが、有効期限を延長しながらほぼ無期限にマイルを有効活用する方法を、JALはしっかり用意してくれています。
JALカードなどのクレカなしで、一生懸命マイルをためている人も是非参考にしてみて下さい。
マイルの有効期限
マイルとしての有効期限は、付与日から36ヶ月後の同月末まで。
付与の日付に限らず、月末まで有効なのは、ややこしくなくてありがたいですね。
例えば、2000年12月1日~31日までに付与されマイルの有効期限は、2003年12月31日までになります。
e JALポイント交換で有効期限延長
マイルの有効期限を延長する方法は、e JALポイントへの交換です。
e JALポイントにも有効期限はありますが、有効期限内にマイルをまたe JALポイントに交換すれば、今あるすべてのe JALポイント残高の有効期限が、最新交換日から1年間に更新されます。
最終購入日からまた1年間有効期限が延長される、楽天やAmazonのポイントと同じしくみです。
この方法を繰り返すことで、失効するはずだったマイルの価値を半永久的に保持することができます。
ただ、マイルとe JALポイントは、利用方法が異なるので、違いをよく把握することも大切です。
e JALポイントに必要なマイル数
e JALポイントへは1000マイル単位で交換、10000マイルごとの交換も可能です。
- 1000マイル=1000ポイント(1000円相当)
- 10000マイル=15000ポイント(15000円相当)
10000マイル単位での交換のほうがオトクですが、失効してしまうよりは1000マイルでも交換したほうがよいですね。
どうしても端数は失効してしまうことになりますが、期間限定で100マイル=(100円相当)で交換できるキャンペーンをおこなっていることもあります。
1000マイルもたまっていない時でも、キャンペーン中なら100マイルでも交換が可能です。
実際にe JALポイントへ交換
今回はキャンペーン中だったので、有効期限を延長すべく100マイルだけ交換しました。
残高と有効期限を確認
マイル残高と同じ画面から、e JALポイントの残高も確認。
画面下からは、すぐに交換可能です。
交換したいマイル数を指定
1000マイルまたは10000マイルごとに指定。
今回は100マイル×1セットの1回で済みますが、例えば13000マイル交換した場合は、1000マイル×3セット、10000マイル×1セットと2回にわけて申請が必要。
交換内容を最終確認
交換するマイル数、現在と交換後のマイルとe JALポイント両方の残高が表示されるので、よろしければ特典申し込みボタンを選択。
クリック後はマイルを元に戻すことができなくなるので、間違いないかしっかり確認。
交換後の残高・有効期限を再び確認
間違いなく交換されたか確認します。
今回は残高が100ポイント増え、有効期限も2023年から2024年の1年後に更新されました。
マイル残高も確認すると、ちゃんと100マイル減っていました。
クレカなしでの交換や利用
JALマイレージバンク会員であれば、クレジットカードがなくても誰でもe JALポイントへの交換が可能ですが、利用の際eJALポイントだけでは足りない差額分はクレジットカードのみでの支払いになります。
特典航空券利用が多いマイルに対して、eJALポイントが使えるのは通常の航空券やダイナミックツアーなどのツアー料金。
クレジットカードなしで利用するには、有効期限を延長しながら、チケットやツアー代金を全額をためる必要があります。
たまるまで待てない場合は、やはりクレジットカードが必須になります。
利用するクレジットカードは、JALカード以外でも可能です。
まとめ
特典航空券以外も電子マネーやさまざまな特典と交換できるマイルですが、
JAL旅で利用する目的でためているなら、とりあえず有効期限内にe JALポイントに交換しておくのがおすすめ。
有効期限がきれる月なら、月末ギリギリより月初のうちに交換しておいた方が安心です。
マイルの期限、eJALポイントの期限をチェックしながら、せっかくためたマイルが失効しないように、うまく利用してみて下さい。