Alexaコミュニケーション「コール」「メッセージ」「呼びかけ」「アナウンス」の違い

Alexaコミュニケーション「コール」「メッセージ」「呼びかけ」「アナウンス」の違い

Amazonデバイス間で、通話など便利なやり取りができる「Alexaコミュニケーション」。

スマートスピーカー「Echo」シリーズだけでなく、「Fire TV Stick」などの「Fire TV」、「Fireタブレット」、ほかにも「Alexaアプリ」を使えば、スマホとのやり取りも可能です。

便利な4つの方法の違いを把握して、お家の中だけでなく外出先からも利用してみて下さい。

Alexa「コール」とは

「コール」は、電話のように通話ができる機能です。

かける時

  • アレクサ、〇〇に(電話)かけて
    相手先では呼び出し音が鳴ります

受ける時

  • アレクサ、通話に出て
    通話をはじめられます
  • アレクサ、通話を切って
    出られない時は呼び出し音を止めます

「Echo」だけでなく、Alexaアプリで携帯番号を登録すればスマホとのやり取りも可能。
外出先のスマホから、自宅の「Echo」と通話することもできるので、おうちの「Echo」が固定電話のように使えます。

ネット回線を利用しての通話なので、電話料金が無料なのも嬉しいですね。

「Echo Show」など画面付のデバイスでは、ビデオ通話も楽しむことができます。

Alexa「メッセージ」とは

「メッセージ」は、文章をテキストや音声で送信してくれるメールのような機能です。

送る時

  • アレクサ、メッセージを送って
    送り先の指定し、メッセージを録音して送信

受ける時

  • アレクサ、メッセージを読んで
    メッセージを再生します

一番リーズナブルでAlexa生活を始めるのにおすすめの「Echo Dot」の場合、チャイム音とライトリングの黄色い光で、「メッセージ」の受信をお知らせしてくれます。

音声録音できない外出先のスマホからは、テキストを打ち込んでの送信ができるのも便利です。

受け取る側が都合のよい時に、メッセージを読んだり、音声再生することができるので、留守電のようでもあります。

Alexa「呼びかけ」とは

「呼びかけ」も「コール」と同く通話ができ、「Echo Show」など画面付のデバイスであれば、電話料金をかけずにビデオ通話も楽しむことができます。

「コール」との違いは、呼び出し音なしに自動でつながり、通話がはじめられることと、デバイス同士が「呼びかけ」の設定がオンになっている必要があることです。

かける時

  • アレクサ、〇〇に呼びかけて
    しばらくすると自動的に通話がはじまります。

リビングや寝室などそれぞれの部屋の「Echo」に呼びかけたり、「Echo Show」のカメラ機能を利用して、自宅の子供やペットの様子を、外出先からスマホのAlexaアプリで確認したりという使い方もできます。

操作が苦手な実家な両親とは、受け取り操作不要の「呼びかけ」で、「Echo Show」ビデオ通話するのもおすすめです。

「Echo Showモード」にし、純正スタンドなどで立てれば、「Fireタブレット」も「Echo Show」と同じような待ち受け画面にでき、ビデオ通話も可能ですが、音楽スピーカーとしても利用したいなら、やはり「Echo Show」のほうがおすすめです。

Alexa「アナウンス」とは

「アナウンス」は、一斉にメッセージを送信できる機能です。

  • アレクサ、アナウンスして
    メッセージを録音して一斉送信します

同じアカウントに登録されてあるAlexaデバイスに一斉送信されます。

アナウンス不要のデバイスは、Alexaアプリで無効に設定することもできます。また、おやすみモード中のデバイスにもアナウンスはされません。

「アナウンス」は「コール」「呼びかけ」と違い、一方的なお知らせではありますが、大声で「食事できたよ~」と叫んだり、一部屋ずつ伝え巡る必要がないので、離れた部屋にいる家族に食事の支度ができたことを一斉に知らせる時などは、本当に便利です。

「Fire TV Stick」にも対応しているのがありがたく、Fire TVを視聴中の家族にも画面表示と音声でアナウンスが届きます。

「Fire TV Stick」のアナウンスについては、別に詳しくまとめてあります。

アナウンスについてもっと

通話するなら「コール」「呼びかけ」

通話で利用するなら、「コール」か「呼びかけ」。

大きな違いは、「コール」は呼び出し音が鳴り、相手が応答したら通話がはじめられるの対し、「呼びかけ」は呼び出し音なしで、自動的につながり通話がはじまることです。

「コール」のほうが従来の電話と同じ、「呼びかけ」は相手の状況おかまいなしに勝手につながるので、プライバシーを問われない相手に向いています。

なので「呼びかけ」は通話だけでなく、「Echo Show」など画面付のデバイスであれば、外出先からお家の子供やペットの見守りという監視カメラのような使い方もできます。

自動接続を利用して、デジタルが苦手な実家の両親と「呼びかけ」で通話している人も多いですね。

どちらも画面付デバイスではビデオ通話が可能で、ネット回線を利用するので通話料金は無料です。

「呼びかけ」は、Alexaアプリでオン・オフの切りかえができ、デバイスごとにカンタンに自動接続の拒否設定もできます。

伝言なら「メッセージ」

通話と違いタイムリーでなくてもよいなら「メッセージ」。

テキストでも音声でも送れるのが便利で、 テキストメッセージならメール機能、音声メッセージなら留守番機能。

相手が都合のよい時に伝言を確認してもらえます。

リアルタイムの伝言なら「アナウンス」

「アナウンス」は4つの中で一番新しい機能ですが、我が家では一番利用率が高い機能。

「ご飯できたよ」「来客ですよ」など、他の部屋にいる家族に簡単に伝言してくれます。

即興で自分の地声が家中に届くので、大声を出すこともなくなり、1階と2階のやりとりなんかでは本当に便利です。

アカウントに登録されているデバイスすべてに一斉「アナウンス」されますが、「アナウンス」不要のデバイスは、Alexaアプリでオフ設定も可能です。

まとめ

通話やメール料金が発生せずにビデオ通話までできる「Alexaコミュニケーション」機能。

「コール」「メッセージ」は、電話やメールのように使えるので、違うアカウントの携帯番号とのやり取りに便利。

受け取り操作不要で自動接続で通話がはじまる「呼びかけ」や、一斉に伝言を伝える「アナウンス」は、プライバシーが気にならない同じアカウントのデバイス間のやり取りにおすすめです。

「アナウンス」など聞き取れない時は、画面でも確認できる「Fire Stick TV」や「Echo Show」は便利。

たまにAlexaの聞き取り失敗で、おかしな文字おこしがされることもありますが、それもご愛嬌ということで。

「Echo」も音楽スピーカーとしてだけはもったいない。

Alexa対応デバイスがあるなら、是非一度は使ってみることをおすすめします。

「Echo Dot」「Echo Show5/8」をコードレス化 車内や屋外にも持ち運ぶ方法

LIFEカテゴリの最新記事