「Fireタブレット」には、3.5㎜のステレオジャックが付いているので、有線イヤホンの利用が可能です。
しかし、いざ家にあるイヤホンを差し込んでみると、きちんとハマらず外部に音が流れたまま。
一瞬、「不良」を疑いましたが、これって仕様の問題のようです。
これから「Fireタブレット」を購入して、有線イヤホンを利用したい人も是非参考にしてみて下さい。
3.5㎜イヤホンプラグ
今回災難にあったのは、これまでもパソコンやスマホなどの電子機器で、問題なく使用してきた太さ3.5㎜のイヤホン。
太さは合っているはずなので、「新FireタブレットHD8」のステレオジャックにも差し込めるものの、最後までカチっと入りきれず。
そして、音も漏れたまま…
もしや穴が短い不良品かとも思ったのですが、同じ3.5㎜の太さでも「極」というもので、イヤホンはさらに分類されるらしい。
イヤホンの「極」とは
イヤホンには「極」というのがあり、同じ3.5㎜イヤホンでも「2極」「3極」「4極」「5極」の種類があるらしい。
以前は「3極」が主流でしたが、扱う信号が多くなったこともあり、今はスマホなどに使用されるのも通常「4極」。
数字が大きくなるほど性能もよいことになりますが、「3極」仕様のジャックには、「4極」のイヤホンプラグは合わず。
これが、同じ3.5㎜イヤホンでも、同じジャックに合うイヤホンと、合わないものがある秘密のよう。
「極」の見分け方
「極」の見分け方は、至ってシンプル。
イヤホンの差し込む金属部分に、2本の横線が入り、3分割されていれば「3極」。
横線が3本入り、4分割されていれば「4極」。
ちなみにAppleの「EarPods」は「4極」。
かつて、iPhonのイヤホンが合わないAndroidがあるといわれたのは、この「極」のせいだったのですね。
数字が大きくなる程プラグも長くなるので、「3極」仕様のジャック(穴)に「4極」のイヤホンプラグを差そうとしても、カチっと最後までハマらず、結局は「合わない」「使えない」ということになります。
Fireタブレットは3.5㎜「4極」仕様
「Fireタブレット」のイヤホンプラグは「4極」。
つまり「4極」のイヤホンまでは、使用できるということです。
ちなみに、こだわりがないなら100円均一ショップの「3極」イヤホンでも十分に使えます。
使えないのはノイキャン「5極」
今回私が使い回そうとしていたのは、SONYウォークマンに付属されていたノイズキャンセリング付のイヤホンでした。
ノイズキャンセリング対応のイヤホンは「5極」仕様。
「3極」から「4極」へと仕様が変わったと思われる「Fireタブレット」ですが、さすがにまだ「5極」イヤホンは差し込めないようです。
ほかの「4極」以下のイヤホンで代替していますが、「新Fire HD8」は低音がしっかり効いていますね。
イヤホンジャックの位置
イヤホンは、本体横の「3.5㎜ステレオジャック」に差し込むことで、使用できます。
以前、安価なタブレットでイヤホンを使用すると、ノイズが入ってイマイチだったことがありましたが、「新Fire HD8」はコスパも優秀で、イヤホンでもしっかり動画や音楽を楽しめます。
仮にノイズがひどい場合は不良品と思われるので、カスタマーサービスにご相談を。
電源やボリュームの操作、イヤホンジャックだけでなく充電用USBポートも同じ側面にまとまっているので、コードが四方から飛び出すことなく、見た目もすっきり使いやすいのも気に入っています。
Amazonプレミアムイヤホン
イヤホン選びに迷っているなら、「Amazonプレミアムリモコン」もあり。
リモコン、マイク付きで、購入から90日間の購入保証もあり。
まとめ
イヤホンの購入時は、ワイヤレスなどの接続方法、カナル型などの装着方法、性能などに重点が置かれますが、「Fireタブレット」のように物によってはプラグの形状も重要になってきます。
「新Fire HD8」は、ハイレゾ対応のイヤホン(5極)でなければ、使うことができるともいえます。
故障の面からも、合わないイヤホンは無理やり押し込むより、適したイヤホンを購入したほうが安心ですね。
「新Fire HD8」は以前とサイズも違うので、純正以外のカバーケースを購入する際も注意してくださいね(2020年発売 第10世代用のものを)。
純正カバーでもオシャレなものもあるので、カバーデザインでも楽しみたいですね。
「Bluetooth5.0」対応なのでワイヤレスイヤホンの利用も可能です。
「Fire HD 8」は、発売時期(世代)によってBluetoothバージョンが異なるので、「旧Fire HD 8」をお使いで、ワイヤレスイヤホンも検討中の方は、次の記事も参考にしてみて下さい。
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