「Fire HD 8」「Fire HD 10」のイヤホンを、ワイヤレス化したい時に知りたいBluetooth規格。
お手頃なFireタブレットで、はじめてワイヤレスイヤホンを使用してみたいという人も参考にしてみて下さい。
「Fire HD 8」Bluetoothバージョン
Fire HD 8 | Fire HD 10 | |
第11世代(2021) | - | 5.0LE |
第10世代(2020) | 5.0LE | - |
第9世代(2019) | - | 4.2LE |
第8世代(2018) | 4.1LE | - |
第7世代(2017) | 4.1LE | 4.1LE |
FireタブレットやEchoなどのAmazonデバイスは、年々バージョンアップし、そのたびにBluetoothのバージョンもアップしています。
同じ「Fire HD 8」でも、発売年によってBluetoothの規格が異なります。
2000年代以降に発売されている最新バージョンは、Bluetooth5.0LEです。
Bluetoothバージョンの互換性
Bluetoothバージョンは4.0以降は互換性があるので、Bluetooth5.0のワイヤレスイヤホンは、第9世代以前のタブレットでも使用することができます。
所持しているタブレットの世代がわからない場合は、Bluetooth5.0のワイヤレスイヤホンを購入すれば確実です。
Bluetoothバージョン=音質ではない
Bluetoothバージョンは最新であるほど、通信速度や範囲、容量などが向上します。
接続距離が延びて途切れにくくはなるのですが、高音質になるわけではないので、4.0から5.0にすれば音質もよくなると思っているなら、ちょっと違うかも。
Bluetoothバージョンは消費電力にも影響しますが、音質にはコーデックやドライバーといった機器自体の性能が関係してきます。
結果的に音切れな少なく、バッテリー持ちの良い高性能なワイヤレスイヤホンなどには、最新のBluetoothバージョンが搭載されることが多いですが、Bluetoothバージョンと音質は直接的な関係はないことは理解しておきましょう。
まとめ
- Bluetoothバージョンは世代によって異なる
- 4.0以降は互換性があるので迷ったら5.0がおすすめ
Bluetoothのバージョンは、接続できるかどうかの目安。
4.0以降は互換性がありますが、4.0と5.0では通信範囲が4倍、通信容量が8倍と、通信速度も格段にアップ。
Bluetooth4.0のFireタブレットに5.0のイヤホン接続した場合、イヤホンの機能が最大限に発揮されるとはいえないですが、今後も送信されるデータ量は増える一方なので、スマホなどとの併用も考えているなら、5.0以降のより最新に近いバージョンを購入したほうがよいですね。