「Alexaコミュニケーション」を使えば、「Echo Show」やスマホでビデオ通話を楽しめたりと、デバイス同士のやり取りができてとっても便利ですが、新しく追加された「アナウンス」機能は、「Fire TV Stick」でも使えてとっても便利です。
2021年春、リモコンデザインが新しくなり、ますます使いやすくなった「Fire TV Stick」で、是非利用してみて下さい。
Alexa「アナウンス」とは
「Echo」や「Alexaアプリ」が入ったスマホやタブレットがあれば、デバイス間で通話などができる「Alexaコミュニケーション」のひとつ。
「アナウンス」は、同じアカウントに登録されたデバイスに一斉に伝言を伝えられるとっても便利な機能です。
Alexa「アナウンス」は日常使い向き
近くの「Alexaコミュニケーション」対応デバイスに話しかけると、同じアカウントに登録されているデバイスに一斉にアナウンスされます。
「Alexaコミュニケーション」対応のデバイスであれば、「Echo」だけでなく、「Fireタブレット」「Fire TV Stick」にも一斉にアナウンスが可能なので、1階キッチンから2階子供部屋など、家中のお部屋に一度に伝えたい時は本当に便利。
我が家はキッチンの「Echo Show5」から、「ご飯できたよ」などのアナウンスでほぼ毎日利用中。
設定切替で、デバイスごとに「アナウンス」はオフにすることも可能。
また、おやすみモードのデバイスにもアナウンスされません。
自分の声がそのままアナウンスされるのもオモシロイところ。
大声で家族に呼びかけているのと同じように、家中に一斉に地声が広がります。
Alexa「アナウンス」使い方
Alexa「アナウンス」の呼びかけパターンは主に以下のふたつ。
【パターン1】
- 「アレクサ、〇〇〇とアナウンスして」
【パターン2】
- 「アレクサ、アナウンスして」
何をアナウンスしますか?(アレクサが問いかけてくる) - 「〇〇〇」
長文になるほどうまく聞き取ってもらえないことが多いので、「ご飯だよ」などの短文であっても私はパターン2派。
どちらのパターンでも、しっかり聞き取りが完了した場合、以下のようにアレクサが反応。
- 「アナウンスしています」
- 「〇〇〇」
〇〇〇は自分が呼びかけた声で復唱されます。
「アナウンス」される側のデバイスには、〇〇〇部分しか流れませんが、どんな感じで相手に流れているかを、しっかり確認することができます。
アレクサの声に変換されてアナウンスされるとばかり思っていたので、はじめは驚きましたが、すごい性能だなとも思いました。
不機嫌そうな口調もそのまま流れるので注意しましょう。
「Fire TV Stick」の場合は、リモコンのアレクサボタンかマイクボタンを押さえるだけで「アレクサ」が起動するので、ただ「〇〇とアナウンスして」(パターン1の場合)だけでも「アナウンス」が流れます。
Fire TV Stickでの「アナウンス」の流れ方
前述のように「アナウンスしています」とアレクサが対応をはじめると、同じアカウントの対応デバイスに一斉に「〇〇〇」と伝言が流れます。
「Echo」で音楽の再生中や「Fire TV Stick」で「Prime Video」などを視聴中の時は、再生が一時停止されアナウンスが優先的に流れます。
「Echo Show」やTVなどの画面付デバイスの場合は、音声アナウンスと共にテキストも同時表示され、アナウンス終了後にまた再生がはじまります。
Fire TV Stickでの「アナウンス」設定
「アナウンス」を利用するためには設定が必要ですが、「Fire TV Stick」は初期設定がオンになっているので、すぐに利用することができます。
「Fire TV Stick」でアナウンスを流したく時はオフ設定が必要ですが、「Fire TV Stick」自体では設定変更ができないので、Alexaアプリからおこないます。
Alexaアプリは、ダウンロードしたスマホやタブレット1台で、同じアカウントに登録されているすべてのデバイスを一括管理することができるので、とっても便利です。
私は「Fire タブレット」のAlexaアプリを利用していますが、自分が使いやすいデバイスで管理してみて下さい。
オフ設定はデバイスごとにできるので、同じ部屋にあるいくつかのAlexaデバイスのうち、1台にだけ「アナウンス」が流れるように設定することも可能です。
まとめ
「アナウンス」は一方的な伝言機能ですが、家中の家族に一度に伝えられるメリットがあります。
「お風呂沸いたよ」の「アナウンス」に対し、「今行く」と「アナウンス」で返すことも可能。
キッチンで手が汚れている時も、近くにEchoなどのAlexaアプリ対応デバイスがあれば、呼びかけるだけなのでとっても便利です。
「Fire TV Stick」で視聴中であれば、聞き逃される心配もないので、是非日常にAlexa生活を取り入れてみて下さい。