たかがバウムクーヘンと思うなかれ。
北海道にはこれまでの常識を覆すような、ハイクオリティなバウムクーヘンがあります。
今回ご紹介する３品は、同じバウムクーヘンでも全く別物、といえるくらいそれぞれに特徴があり、しかもすべてが美味しいという代物です。
新千歳空港でもすべて手に入ります。
三方六（柳月）
三方六
白樺の木に見立てたチョコレートコーティングが特徴で、「柳月」の代名詞ともいえるバウムクーヘン。
通常のリング形ではなく、白樺幹を縦に８等分したような形。
ふんわりというよりはたっぷりバターがギュっと詰まった濃厚な味わいで、冷蔵庫で冷やして食べるものおすすめです。
以前は、カット用にプラスチック製ノコギリが洒落のように付いていました。
定番のプレーン味のほかにも、季節によって抹茶味など期間限定の味があるのもうれしいですね
三方六の小割
「三方六」のミニ版として「三方六の小割」もあり、こちらは１個ずつ梱包されて１箱５個か10個入。
５個入は箱も小さめなので、ちょっとした手土産にもおすすめです。
「三方六の小割」三方六同様、定番のプレーンのほかに季節によってイチゴ味などの限定味があります。
三方六 年輪
北海道命名150年記念として発売された「三方六 年輪」。
注文でしか食べられなかったまぁるい三方六が、気軽に手に入るようになりました。
白樺模様ではない濃厚ミルクとチーズの２層仕立てで、１つで２つの味を楽しめる今までにない三方六です。
こちらはしっかりとカット用のノコギリも付いて、木こり気分も味わえます。
記念販売だけに外装箱もちょっと豪華、ボリュームもあるので入学や誕生日などのお祝いの品としてもおすすめです。
「妖精の森」（北菓楼）
大泉洋やTV番組「嵐にしやがれ」などでも紹介され一躍有名になったバウムクーヘンです。
「三方六」とは全く正反対で、同じバウムクーヘンでもこんなに違うのかと思うほどの驚きのふんわりしっとり食感です。
直径14㎝の定番サイズのほかに、直径８㎝のミニ個包装（８個・12個入）もあります。
白いバウム「TSUMUGI」（石屋製菓）
ホワイトチョコをラング・ド・シャではさんだ「白い恋人」で有名な石屋製菓。
バターではなく「白い恋人」のホワイトチョコを生地に練り込んでコクを出しているのが特徴。
ホワイトチョコを粉末状にしているのか多少舌にザラツキ感があるものの、「白い恋人」の濃厚ミルク風味がしっとりやわらか食感で味わえるのは感動的です。
石屋製菓はほかにもオーソドックスな「なまらバターバウム」があり、こちらはよつば乳業と共同開発した「ISHIYAオリジナル特選よつ葉バター」を使用した香りとコク高いバウムクーヘンです。
まとめ
以上、甲乙つけがたい北海道銘菓バウムクーヘンでした。
たかがバームクーヘンですが、食べ比べると大きな違いがあります。
- 柳月「三方六」：バターたっぷりのしっかり食感とチョコのハーモニー
- 北菓楼「妖精の森」：ふんわりやわらか食感
- 石屋製菓「TSUMUGI」：ホワイトチョコを練り込んだ変わりダネ
北海道銘菓は大変喜ばれるので、実際どれを贈っても好評ですが、特徴を理解するとより相手に配慮したものを贈ることができます。
特徴をよく把握して、自分用に贈り物用に好みや気分でご賞味くださいませ。
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